ランディングページ最適化(LPO)とは?

Webサイトの成果を高めるうえで欠かせない考え方のひとつが
ランディングページ最適化(LPO:Landing Page Optimization) です。

本記事では「基礎編」として、

  • ランディングページとは何か
  • なぜLPOが重要なのか
  • どのようにLPの課題を見つけていくのか

といったポイントを、できるだけわかりやすく解説します。

① そもそもランディングページとは何か?

ランディングページの基本的な考え方

ランディングページ(LP)とは、直訳すると「着地ページ」です。
Webサイトに訪問したユーザーが 最初にアクセスしたページ を指します。

この言葉には、実は 広義狭義 の2つの意味があります。

広義のランディングページ

  • ユーザーが最初に訪問したページすべて
  • トップページ、記事ページ、商品詳細ページなども含まれます

例:

  • Google検索からブログ記事にアクセスした場合 → その記事がLP
  • 広告から商品ページにアクセスした場合 → その商品ページがLP

狭義のランディングページ

  • コンバージョン(CV)獲得を目的として作られた専用ページ
  • 1ページ完結型で、購入・申し込み・資料請求などを促します

いわゆる「縦に長い1枚もののLP」は、この狭義の意味で使われることが多いです。


ランディングページとSEOの関係

ランディングページは、SEOとも密接に関係しています。

補足:そもそもSEOとは?
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことです。
Googleなどの検索エンジンで自社サイトやページが上位に表示されるよう、コンテンツ内容やページ構造を最適化する施策を指します。

検索エンジン経由でユーザーが流入する場合、
検索結果に表示されたページ=ランディングページ になります。

そのため、

  • 検索キーワードとページ内容が合っているか
  • ユーザーの疑問や悩みに答えられているか

といった点が非常に重要です。

SEOで集客できても、
ランディングページの内容が不十分だと成果にはつながりません。


② LPOの重要性

LPOとは何か?

LPO(Landing Page Optimization)とは、
ランディングページを改善・最適化する取り組み のことです。

目的はシンプルで、

ランディングページからのコンバージョン率(CVR)を高めること

にあります。


集客からコンバージョンまでの流れ

Webマーケティングの基本的な流れは、以下のようになります。

たとえばショッピングサイトの場合、

  • 広告をクリック
  • 商品ページ(LP)を閲覧
  • 商品を購入(CV)

という流れになります。

この中で ユーザーが最も長く見る可能性があるのがLP です。

そのため、

  • 情報がわかりにくい
  • デザインが見づらい
  • 信頼感がない

といった状態では、CVにはつながりません。


なぜLPOが重要なのか?(売上の構造から考える)

売上は、以下のような要素で成り立っています。

ここで注目したいのが CVR(コンバージョン率) です。

具体例(ショッピングサイトの場合)

  • 広告費をかけて 1,000人がLPに訪問
  • CVRが1% → 10人が購入
  • 購入単価が5,000円 → 売上は50,000円

もしLPOによってCVRが 1% → 2% に改善できた場合、

  • 購入者は20人
  • 売上は100,000円

となり、広告費を増やさなくても売上が2倍 になります。

このように、
CVRを左右するLPの改善=LPOが非常に重要 だと言えます。


③ 現在のLPの課題を知る

まずは「どこに問題があるか」を知る

LPOを進めるうえで最初に行うべきことは、
現在のLPの課題を把握すること です。

そのために活用されるのが Google Analytics(GA4) です。

GA4を使うことで、

  • どのLPがよく見られているか
  • どのLPで離脱が多いか

といった情報を把握できます。


ヒートマップを使った基本的な考え方

LPの課題を視覚的に把握する方法として、
ヒートマップ分析 があります。

ヒートマップには主に以下の種類があります。

  • スクロールヒートマップ
    → ユーザーがどこまでページを読んでいるかを可視化
  • クリックヒートマップ
    → どこがクリックされているかを可視化
  • アテンションヒートマップ
    → ユーザーの注目度が高い箇所を可視化

これらを確認することで、

  • 重要な情報が読まれていない
  • ボタンが気づかれていない

といった課題を発見しやすくなります。


A/Bテストでの改善検討

ヒートマップなどの分析結果をもとに、

  • 見出しを変える
  • ボタンの位置を変える
  • 情報の順番を変える

といった仮説を立て、A/Bテスト を行います。

補足:A/Bテストとは?
一部だけ内容を変えた複数のパターン(A案・B案)を用意し、どちらのほうが成果(CV)につながるかを、
実際のユーザー行動をもとに比較・検証する手法です。

A/Bテストの結果をもとに、
立てた仮説が想定どおりの効果を発揮しているか、
また、成果において統計的な優位性が確認できるかを評価し、
その結果を踏まえてLPの改善を行います。


④ LPOまとめ

最後に、今回のポイントを整理します。

  • ランディングページは「最初に訪問したページ」
  • LPOとは、LPを改善してCVRを高める取り組み
  • 売上は「流入数 × CVR × 購入単価」で決まる
  • CVRを改善するうえでLPの最適化が重要
  • GA4やヒートマップを使うことで課題が見えやすくなる

LPOは専門的で難しそうな印象を持たれがちですが、
まずは「ランディングページの役割」と「売上との関係」を理解することが重要です。

本記事で解説したとおり、どのページが入口となっており、どの段階でユーザーが離脱しているのかを把握することで、
改善に向けた示唆を得ることができます。

最初から高度な施策を行う必要はありません。
LPの基本を押さえ、現状を正しく知ることがLPOの第一歩です。

参考URL

・ランディングページ最適化 -基礎編-(オンラインセミナー)
https://schoo.jp/class/4542

・GA4とヒートマップでユーザー行動分析

GA4とヒートマップでユーザー行動分析|おすすめヒートマップツールも紹介 - アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ

こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。 Webサイトのユーザー行動分析をする際には、GA4とヒート

https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/ga4-heatmap/