AWS Cloudfrontディストリビューションに独自ドメイン名を利用する

この記事でできるようになること

  • 独自発行したサブドメインを、AWS Cloudfrontディストリビューションの代替ドメイン名として利用する

前提

  • Amazon S3にブログコンテンツを配置しており、AWS Cloudfrontを前段に配置している
  • さくらインターネットで管理しているドメインから、Cloudfrontディストリビューション用のサブドメインを発行

実施することイメージ

やったこと

ACMで証明書を発行

  • 前提:リージョンはバージニア北部にすること
    • CloudfrontでACMで発行した証明書を利用するためには、バージニア北部で取得する必要がある
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/acm/latest/userguide/acm-overview.html#acm-regions
  • AWS Certificate Manager -> 証明書をリクエスト
  • パブリック証明書をリクエスト
  • ドメイン名入力、エクスポート無効、DNS検証を選択
    • 上記以外は、基本デフォルトを選択
  • リクエストを押下して証明書が発行されたことを確認する

Cloudfrontの設定

  • 代替ドメイン名 -> Add domain
  • 任意のドメイン名を入力
  • 設定したACMの証明書を選択
  • 内容を確認しドメインの設定を完了する
  • 設定ができたことを確認

さくらインターネットでの設定

  • ディストリビューション名をCNAMEレコードに追加
    • DNSルーティングのため、さくらインターネットのドメイン設定でA,AAAA レコードに、Cloudfrontディストリビューション名を設定する必要がある。
    • ただ、なぜか設定ができなかったとのことで、CNAMEレコードに追加してもらった
  • さくらでの設定が完了したら、対象ドメインでアクセスできることを確認する

最後に

  • 意外とたくさんの設定が必要でDNSの内容をあまり理解できていなかったので手こずった。
  • 今回はさくらで管理しているドメインを利用している関係上、AWSとさくらを組み合わせて順序に沿って設定する必要があったため、そこが少し難しく感じるポイントだった。
  • さくらとAWS Cloudfrontを利用しており、ドメインの設定をしたい!という人に届けばなと。